お客さまの資産形成に関する取組方針

しまね信用金庫は、経営方針・経営ビジョンにもとづき、お客さまの資産形成に関する業務において、以下の取組方針を定め、お客さまに寄り添った資産形成のご提案・ご説明を実践してまいります。

1. お客さまが負担する手数料の明確化

お客さまが負担する各種手数料について、手数料の位置づけを含め、分かりやすく説明します。また、説明に使用する資料等についても、分かりやすさを重視して充実させてまいります。

アクションプラン

商品のご提案にあたっては、各種手数料を明確に表示・案内し、その手数料等がどのようなサービスの対価であるかも含めて説明します。
手数料等に関するお客さまの理解を深めるため、説明資料や説明方法等について随時改善を図ります。

2. お客さまに分かりやすい情報提供

お客さまの金融知識、投資経験、ご資産の状況や運用目的をしっかりとお聞きし、分かりやすい情報提供を行うことで、ニーズに沿ったポートフォリオの形成を支援します。

アクションプラン

各商品のご提案にあたり、その商品のメリットのみを強調した情報提供は行わず、デメリットを含めて情報提供を行います。
資産形成のうえで、お客さまが選択可能な商品・手法を複数提案することで、ニーズに沿ったご提案を行います。
商品の購入・契約後においては、お客さまの資産形成・運用の目的に応じた適時適切なアフターフォローの充実に努めます。
商品のご提案にあたっては、平易な用語表現を用い、投資経験の少ないお客さまにも分かりやすくかつ丁寧に説明します。

3. お客さまにふさわしい商品・サービスの提供

お客さまの資産形成や運用にかかる考え方を踏まえるとともに、中長期的な資産形成を重視して、お客さまのニーズに合った商品・サービスの提案に努めます。
商品・サービスの新規取扱いにあたっては、その商品性やリスク等を精査し、お客さまの属性やニーズを考慮したうえで取扱いを決定します。

アクションプラン

お客さまからいただいた「お客様カード」を通じて投資目的・意向を共有するとともに、お客さまと情報共有する機会を適時適切に設けることで、お客さまに最適な商品・サービスの提供に努めます。
投信窓販業務における新規ファンドの採用については、お客さまに提供する商品としての合理性を事前に検証するステップを踏み、その商品性やリスク・リターンを検証のうえ取扱いを決定します。

4. お客さまの資産形成にあたって信頼される業務運営および人材育成

職員に対する教育体系を整備のうえ、継続的に研修等を実施することで、お客さまの資産形成に関するコンサルティング能力の向上に努めます。
お客さまの最善の利益を追求した行動を促す業績評価体系の構築に努め、その時々の環境で求められる行動指針にあわせ、業績評価体系を柔軟に見直します。

アクションプラン

各営業店に「預かり資産リーダー」を任命・配置し、本部主催のリーダー向け研修を定期的に実施することでスキルの底上げを図り、顧客本位に立った人材を育成してまいります。
業績評価上、販売額や収益のみに限った目標設定をせず、口座数や預かり資産残高など、お客さまの資産形成に資する業績評価体系を構築してまいります。

5. 利益相反の適切な管理

お客さまに対し、当金庫が得る手数料の多寡によって特定の商品を推奨するようなご提案は行いません。

また、取引におけるお客さまとの利益相反の可能性について注意を払い、利益相反の可能性がある場合には、当該利益相反の適切な管理を実施します。

アクションプラン

著しく手数料に依拠した役職員の評価や、特定の商品の販売に対するインセンティブの付与を行いません。
お客さま向け商品の新規採用時においても、お客さまの最善の利益に資する選定を行います。