ごあいさつ
しまね信用金庫のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
また、平素より“しましん”をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。
皆さまにより親しみを持っていただけますよう、このホームページでは、経営方針、事業の概況、日常の業務活動、地域貢献活動、各種サービスなどについてご案内しておりますので、ご高覧いただきご理解を深めていただければ幸いに存じます。
2025年度の国内経済は、長期化するウクライナ情勢による物価高騰で食料品の消費は低調となる一方で、雇用確保のための継続的な賃上げによる所得環境の改善から、個人消費は年度中を通じて増加しました。トランプ関税の影響から輸出は前年度に続き減少したものの、年度末に掛けては堅調な米国経済や旺盛なAI関連需要を受け徐々に持ち直しを見せました。
また、日中関係の悪化による中国人訪日客の減少がインバウンド需要にブレーキを掛ける要因となったものの、円安を背景に欧米豪からの観光客が増加したことから、国内経済への影響は限定的となっています。
島根県内においては、経済情勢は概ね横這いで推移する一方、2026年3月には松江市に本社を置く三菱マヒンドラ農機が2026年9月末をもって解散し、清算手続きに入ることを発表するなど、地域経済や雇用環境への影響も懸念されるところです。
このような経済状況の中、2025年度は木次支店と三刀屋支店の統合による雲南支店の開設や、雑賀支店の本店営業部内への店舗内店舗化、横田支店と仁多支店の隔日営業化など、長年の懸案事項であった店舗施策を進めてまいりました。
5月には “デジタルの力であなたの隣にいつも寄り添う未来の信用金庫” というビジョンを掲げ、DXを通じて旧来の業務プロセスを改善し、お客様サービスの向上と経営の効率化を両立させるべく「しましんDX戦略2025」を策定しました。
6月には創立100周年の節目にあたり、次の100年に向けての道しるべとして新経営理念を策定し、地域課題の解決に向け真摯に取り組んでいく決意を新たにしたところです。
2026年度は老朽化が著しい雲南市の大東支店を新築移転する予定としており、今後もお客さまの利便性を維持しながら、効率的かつ先進的な店舗戦略を進めてまいります。
足もとでは、雇用確保のための賃上げ継続が消費の下支えとなっているものの、中東情勢の長期化による物価高騰や供給制約など、徐々に私たちの生活にも影響が出始めています。また、粗製ガソリン不足を受け、基礎化学品の生産は大きく落ち込んでおり、食品包装用フィルムや塩ビ樹脂、塗料や断熱材などの調達が困難となってきていることから、多岐に渡る業種の業況への影響が懸念されるところです。このような状況下こそ、「相互扶助」と「地域社会の発展」を基本方針とする信用金庫の底力を発揮する機会だと捉えています。
非対面取引の拡充やAIの目覚ましい進歩により、利便性や効率化が優先される時代ではありますが、“Face to Face”を大切にし、地域から信頼され必要とされる金融機関を目指してまいりますので、引き続きご支援、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
2026年6月
