ごあいさつ

しまね信用金庫のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
また、平素より“しましん”をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。

皆さまにより親しみを持っていただけますよう、このホームページでは、経営方針、事業の概況、日常の業務活動、地域貢献活動、各種サービスなどについてご案内しておりますので、ご高覧いただきご理解を深めていただければ幸いに存じます。

2024年度の日本経済は、国内経済においては、インバウンド需要が景気を下支えしている一方、物価上昇圧力が強まったことで個人消費の回復ペースが鈍化、また人材確保の難しさが企業収益を圧迫し景況感を抑制しています。
島根県内においては、製造業では幅広い業種でコスト上昇に伴う収益悪化が見られる一方、非製造業では、宿泊・飲食サービスや卸売で需要の回復や価格転嫁による売上増加が見られますが、全体的には個人消費や投資の足踏み状態が続いており、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような経済状況の中、2024年に当金庫は地域の皆様に支えられ創立100周年を迎えることができました。1924年5月9日に、現在の雲南市木次町において多くの商工業者の方が発起人となり有限責任木次信用組合が、また1926年10月7日には松江市において有限責任松江信用組合が設立され、1971年10月1日、松江信用金庫と木次信用金庫から名称変更をした雲南信用金庫の合併によって誕生しました。信用金庫への改組時には地域の行政執行部や商工会の皆さま方のお力添えをいただき、地域の皆様方に信用金庫の使命や必要性の認知を広めていただきました。次の100年も地域の皆さまに必要とされる地域金融機関であるための道しるべとして、新たな経営理念を策定し、役職員一同が掲げたビジョンの実現と社会課題の解決に邁進してまいります。

これからの新たな100 年に向けて、私たちの未来への指針を明らかにするため、「経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)」の⾒直しを行いました。「あなたの隣にいつもしましん」の合言葉は変えることなく、「大好きなこの街と人びとの想いをかなえるベストパートナー」を新たに掲げ、今後もお客さまや地域社会の課題に真摯に向き合い、信頼され続ける地域金融機関として、次の100年に向けた挑戦を続けていくこととしております。

また、2025年度におきましては、奥出雲町の店舗運営体制変更、雑賀支店の本店営業部への店舗内店舗化、さらには木次支店および三刀屋支店の統合・位置変更と店舗施策を実施してまいります。ご迷惑をお掛けすることも出てくるかと思いますが、経営資源の効率化およびDX推進等による利便性の向上を図り、より一層お客さまにご満足いただける金融サービスの提供を行っていく所存でございますので、引続きよろしくお願い申し上げます。

2025年7月

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