人を知る

INTERVIEW

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島田 亮RYO SHIMADA

春日支店 支店長/20年目

入庫してから現在までの業務は?

入庫して1年目は雑賀支店に配属されました。最初は窓口係で、預金などの基礎を学びましたね。その後は渉外係で外回りを3~4年、融資係も2年担当しました。その後本店営業部の次長などを経て、現在は春日支店の支店長です。

現在の仕事の内容は?

人材の育成管理、そしてお客さまとのやり取りの総合的な管理をしています。実務的なお客さま対応などの内容は支店内の職員と変わりませんが、マネジメント業務が大半を占めていますね。外に出る営業も多く、部下たちに同行をして現場で教えることもあります。新規エリアの開拓も率先して動いています。

お客さまとの関わりとしては、法人の代表者の方と会う機会が多いですね。
お取引の間に担当者を挟まないので直接想いを提案できるのはありがたいです。
お客さまからのご相談もダイレクトにいただけるので、よりスピード感を持ったやり取りが可能になります。

仕事をしている中で意識していることは?

人材育成の面では、男女区別なく業務を行ってほしいと考えています。以前は、性別で業務が決まるような時代もありました。そういった文化はもちろん継承したくありませんので、それぞれがやりたいことを尊重したい、様々な業務を経験してほしいと考えています。職員の個々の意思を尊重するために面談も実施しています。

お客さまの対応では、経営者はお話し上手の方が多いので、まず聞き手に徹することを心がけています。その中から、どのようなことに困っておられるのかを把握することを特に意識していますね。

若手の頃、どのように経験を積んだ?

若手の頃から、お客さまに信頼していただいて様々なご相談を受けることにやりがいを感じていました。
そのため、渉外係の時はどんどんお客さまのところを周って親しくなるところから始めました。訪問を重ね、関係性が濃くなっていくとご相談を受けたり、様々な情報いただいたりすることもありました。用がないときでも顔を出してみたり、ご様子を伺いに訪問したりすることで距離を縮め、お客さまがお話をしやすい関係性作りに努めましたね。
先輩職員と同行し、素晴らしいと思ったところを自分に落とし込むことも経験になりました。

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これから入庫する方に期待することは?

実務的な要素は入ってから覚えていただければ結構です。特に大事だと考えているのは人と話すコミュニケーション能力。人と話すことが好きな方は合う職場ではないでしょうか。
金融機関は金融業というイメージが強くありますが、実際にはサービス業に近しい要素もあると考えています。

職場の環境づくりで意識していることは?

以前、上司から「職場が楽しい場じゃないと、朝起きて憂鬱な感情を抱いてしまう」と伝えられたことがありました。そのため、常に明るくて楽しい職場づくりを心掛けています。

それを実行するために、まずは職員とのコミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。支店のインセンティブが入るなどのタイミングで、みんなで食事に行くこともありますね。

仕事の中で印象に残っていることは?

お客さまが創業するタイミングでのご支援は印象に残りますね。事業所の場所選び、事業計画、リサーチ、運営など、経営の全てをサポートしたときはやりがいを感じます。創業から関わったお客さまは、信頼関係ができているので長いお付き合いもしてくださいます。引き続き、大事な関係にしていきたいと思っていますね。

大変なことは?

思いがけない都合で、融資をお断りしなければいけない場合などの線引きです。こちらとしてはお手伝いしたい気持ちはあるのですが、支店長としてシビアに判断をしなければならないこともあります。

そのようなことも、上司や先輩に相談することで乗り越えられました。他店との横の繋がりがある環境だからこそ、相談もしやすかったと思います。

支店長という立場から見て「しまね信用金庫」ってどういう信用金庫?

一言でいうと、アットホームですね。小規模である分、職員同士の距離が近く、どの支店に配属されても、知ってる人が1人、2人はいるので安心できます。
支店同士の関係も良好なので、困ったことがあればすぐ相談できます。そのような環境ですので、解決も早いですね。

思い描いているキャリアや取り組みたいことは?

現在、支店長として2店舗目です。担当する顧客数も増え、人との繋がりも広がってきました。そのような中で、人と人とをマッチングさせて新たな価値を見つけていくことをしていきたいと考えています。

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